警察官採用試験に落ちてしまう理由を徹底解説‐予備校では絶対に教わらない原因があります 二次試験対策

警察関係

※(詳細)は可能な限りクリックして読むようにして下さい

著者
著者

本編は文章量が多く読みづらいとの意見を頂きました。そのため、採用試験で落ちてしまう要点を以下にまとめました。

細かい解説は第三章を参照してください。
まとめられる範囲で頑張ります。
警察官の採用面接落ちる理由は、大きく三つです。
まわりくどい理屈抜きで解説します。

①素直に命令に従う人物か?
②危険人物ではないか?
③根本的な勘違い
①素直に命令に従う人物か?

警察の組織(採用担当)は、馬鹿を欲しています。何故なら、馬鹿は扱いやすいからです。
警察官の仕事には個々の能力は求められていません。
そのため、頭が良い扱い難い人材よりも、馬鹿でコントロールが容易い人材が重宝されます。
さらに、警察は行政機関です。立法的な作用である「思考」は必要ありません

このような馬鹿な特徴として「素直」「真面目」が挙げられます。
ですから、頭が悪い体育会系の学生若しくは真面目な学生が面接では合格します。
誤解を恐れずに述べるのであれば「社会では評価されないような人間(低知能)が優秀であると認められる仕事」それが警察官です。(詳細)
優秀な人材を演じる若しくは優秀な学生が自身の価値を認めさせようと面接官にアピールすると落ちます。
警察官採用試験対策陥る罠のほとんどはここです。
面接で、優秀な人材を演じてしまう学生の多くは「なれる」と「むいている」を混同して考えているように感じます。

ここで質問です。警察官に「向いている」人材とは?

これ思い浮かべた方は危ないです。

・客観性
・論理的思考

たしかに、客観性や論理的思考は警察官には欠かせません。
しかし、あくまで「向いている」とは極限の理想的状態に過ぎません。
目指すべき目標であっても、現実(実際の状況)ではないのです。
このような目標や理想よりも、警察は官僚制を維持するための歯車としての機能(人材)を充実させることに主眼を置いています。
ですから、「素直」「真面目」馬鹿を内定させているのです。そして、これが「なれる」です。
頭が微妙に良い(平均より若干頭が良い)学生は、社会のニーズに応じるべく理想の警察官像自ら思考して生み出します。
罠はここにあります。
思考から生み出した「理想の警察官像」これを面接で演じてしまうのです。
理想の警察官像」 である「向いている」を意識している学生は「なれる」を面接で演じてみることが大切だと思います。

[就職活動で新卒採用制度が存在する理由]

警察官などの職業では「若い人材」が求められます。
「若い人材」は社会を知らないため「扱い易い」のです。
特に警察官は上司の命令に従うことを前提として職務が遂行されるのですから「変な癖」が染みついた「新人」よりも、社会を知らない「真っ白」な「新人」を育成することにメリットがあります。
年齢を重ねた人物よりも「若い人材」のほうが環境に順応する能力が長けていことから、就職活動では新卒で学生を採用するのです。

②危険人物ではないか?

次に、危険性です。
警察官は保安職です。故に、意味不明な学生を採用したくはありません。
理由は、リスクがあるからです。
他の企業や会社であれば、多少のリスクは背負い込むかもしれません。
才能やユーモアさが利益となる民間企業では、ハイリスクハイリターンを容認しています。
しかし、警察組織が求めている人材とは、平均的なポテンシャルを有する「普通」の人間です。リスクを抱え込んでまで「普通」ではない人材を採用する必要性がありません。
そのため、リスク(危険)とされる言動を面接又は適性検査で散見されると大幅な減点に繋がります。

③根本的な勘違い (重要な箇所です)

面接対策における根本的な勘違いについてお伝えします。
先日の事です。
とある学生から質問されました。

読者
読者

不合格の理由はなんですか?志望動機について助言してください。

彼は不機嫌そうにしていました。
そして想定問答のメモを見返しながらブツブツと…。
要するに「採用面接の質問にきちんと返答できたのに結果は不合格だから納得できない」このような主張がしたいのでしょう。
このような学生は、落ちた理由根本から勘違いしています。
何故なら、警察官採用試験の面接においては、質問に対する返答(内容)重要ではないからです。
もちろん、最低限の返答(内容)が備わっていなければなりませんが、それ以上に「言動」「喋り方」「表情」「立ち振る舞い」「雰囲気」要するに「性格」を把握することに主眼を置いた「面接(質問)」なのです。
ですから「②危険人物ではないか?」に抵触しない限りにおいては、個々の質問に対する想定問答の添削は適度で十分です。
私が見てきた学生の多くは誤った対策をしていました。
採用面接で質問される内容の返答を充実させようと、そればかりしているのです。
このような学生は、如何に論理的且つ正確に物事を伝えるかに拘りがります。
しかし「①素直に命令に従う人材か?」から言えるように、そもそも、警察官に「なる」ためには知能は必要ありません。むしろ、知的で優秀な人間ほど嫌悪される環境ですから、このような対策では本末転倒です。
警察官の仕事は「誰でもできる」ものです。
故に、優劣し難い業務に序列をつける際の指標として、上司の「主観」すなわち「性格」を評価の一部に内在させている組織の特色からも、面接では「内容(具体性)」よりも「抽象性(言動や表情、喋り方)」が重視される傾向は明らかです。(詳細)
想定問答の作成や、質問に対する返答の内容の添削(充実させる)は「問われた質問に対して黙り込まずに(答えられない)返答が出来るレベル」に留めておく事が丁度良いと言えます。
これらを理解していない学生は、ひたすらに質問に対する返答(内容)を充実させようと対策を積みますが、肝心な「演技」を疎かにしてしまうのです。
実際に模擬面接をすると、質問に対する返答(内容)のみは完璧で、他は杜撰な学生が大勢います。
話している内容はロジカルだが、喋り方がぎこちない、目を見て話さない、暗い、声が小さい、例を挙げるとキリがありません。
「言動」「喋り方」「表情」「立ち振る舞い」「雰囲気」これらを見るための面接なのです。

手段と目的の転換
本来の質問の意義:日常生活での質問は内容を目的にします。時間を尋ねられたら時刻を答えるように、内容(時間)を把握する手段として質問しているのですから時間を知ること(内容)が目的になります。
しかし、採用面接では質問の返答(時間を答える)が手段に変わることがあります。そのため、目的は内容(返答)ではなく、そこ(返答)に至るプロセス又は反応を確認することが面接官が求める(知りたい)意義になります。

そのため、質問された項目に返答することに意義があるのではなく、面接官と受験者の質問と返答のやり取りを通して「人柄」を見極めています。
対策をせずとも試験に合格できる人間がいます。これには、理由があって、警察が求めている「人柄」と「その人が本来持っている性格」が一致した際には「演技」する必要がないため、ぶっつけ本番でも合格できるのです。
ですから、この原理からも採用面接で受験者が述べる「内容」よりも、それを通して面接官が見極めるであろう「人柄(性格)」が重要であると言えるのです。(詳細)
面接で「①素直に命令に従う人材か?」を「演じる」ためにも「元気が良い」「目が輝いているか(将来への嘱望)」「適度な声量」これらを意識しましょう。
イメージは「明るく元気な野球部員」です。

下記は詳細記事です。ディスカッションについての記事ですが面接に置き換えて読んで下さい。
(追記)私が経験した出来事を伝えます

先日のことです。
とある学生に質問されました。

読者
読者

面接も手ごたえがあったのにどうして不合格なのですか?

このように。
私は思いました。
警察官採用試験の本質を理解していないと。
面接で喋れる事は二の次です。
さて、質問してきた学生は自身の特徴を把握していませんでした。
その学生は、オタクっぽい外見が特徴です。
まさに、不合格の原因はそこにあります。
面接での内容ではなく、立ち振る舞いや喋り方、容姿や言動など、これらが不合格に繋がるのです。
そして、質問してきた彼は、その事実に気が付くことは無いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました