【警察官採用試験】論文試験の対策と注意点を具体的に解説します。合否は論作文試験で分かれる⁉ 記載する内容には要注意です。

警察関係
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論文試験は、質問された内容に答える形式から面接試験と類似しています。
しかし、論文試験は面接とは異なり、決められた時間に答案用紙を埋めることが求められており、質問された内容に答えるだけでなく、効率的に文章を構築する必要もあります。
まず、警察官採用試験における論文試験の実施要項を紹介します。

問題数1題
内容課題式の論(作)文試験
試験時間60分
字数800字
※警視庁の採用試験

論文試験の内容は令和7年度から変更されて、これまで「1題-1時間20分」のところ、現在は「1題-60分」に変わりました。
時間が短縮されたことにより回答用紙の字数も「1000字」から「800字」に減りましたので、過去と比較して難易度は大きくは変わりません。
警察官採用試験の論作文は実施する都道府県警察により、内容や採点方式は異なりますが、減点方式による採点が主流であると言えます。
そのため、減点の対象となる文言や文章内容を理解しておくことが重要です。

[改訂版:警視庁採用試験] 一次試験の内容と合格点について元警察官が解説!身辺調査の疑問や試験対策に関する記事です。
警察官採用試験は一次試験と二次試験のプロセスに分けられます。一次試験では主に学力や教養力を図るための筆記試験、二次試験は面接や体力測定、身体検査など、警察官としての適性や職務に耐えられる人物であるかの見定めを行います。一次試験を合格した人物…

警察官採用試験において論文試験を実施する理由は大きく分けて二つです。

基礎的な能力の確認
・適格性の判断

基礎的な能力とは、文章を作成する能力や理解力、論理性や客観性などが最低限備わっていることの確認です。
警察官は報告書や司法書類など、職務の性質上、文章を作成する機会が非常に多い仕事です。
そのため、書類を作成することが難しい人物を論文試験を通して省いています
また、発達障害や境界知能など、学力試験のみでは判断できない受験者も論文試験から見分けます。
適格性の判断とは、一言で言えば「やばい人物を見つける」ためのものです。
思想や性格の偏りを判断する要素として論文試験の内容が見られます。
これらが、警察官採用試験で論文試験が実施される理由です。
つまり、警察官採用試験で合格を目指すのであれば、論文試験に関して、上記二つの理由で減点されなければ基準はクリアできるのです。

まず、論文試験で重要な基本的なルールをお伝えします。

回答用紙は9割以上を文字で埋める
・誤字脱字を減らす
・NGワードや表現を避ける

警察官の採用試験に限らず、論文試験の最低限のルールとなるので覚えておきましょう。
それでは、具体的な論文対策についてお伝えします。
警察官の論文試験では問われる題目が三つのタイプに分かれます。

1「あなたについて」
2「警察について」
3「例外」

これだけです。
非常にシンプルですね。
具体例な論題を例に挙げます。

「あなたについて」
「自身の弱み強みをどう捉えているか、経験を踏まえ警察官としてどう活かすのか?」
「あなたは人から信頼されるためになにをしてきたか?警察官としてどのように行動していくつもりか?」
「失敗した経験からそれをどう警察官の仕事で活かすのか?」
「あなたが、これまで人のためにしてきたことは?それを警察官としてどのように活かすのか?」
「あなたが人から影響を受けたことに触れ、警察官として広い視野を持つことの重要性を述べろ」

「警察(官)について」
「警察官が持つべき倫理観とは何か?あなたの経験を踏まえた上で目指す警察官像について述べろ」
「交番とはどのような存在か?交番が安全安心の拠り所であるためには警察官としてどのように行動すべきか?」
「今後の警察のあり方について述べ、警察官を志した動機を述べろ」
「警察は何を期待され、何をしなければならないのか?警察官を志望する動機と併せて述べろ」

例外「時事・教養・社会」
「最近のニュースから、警察官に求められている能力を述べ、どのように答えていくか?」
「あなたの印象に残った事件について述べ、警察官になって何がしたいか?」
「警察官になって守りたいものはなにか?その理由を経験から述べろ」
「日本社会に欠けていることをあげ、警察官としてどのようにあなたは職務にあたるのか?」

筆者
筆者

これらの論題、何か気がつくことはありませんか?

ほとんど聞かれている内容が一緒なのです。
順序は異なりますが「あなたについて」&「警察について」は、セットになっています。

警察が求める人物像を理解した上で、あなたがその需要に応えられる人材であることを文字で説明すれば良いのです。
では、具体的な仕組みを解説します。
「自身の弱み強みをどう捉えているか、経験を踏まえ警察官としてどう活かすのか?」では、「自身の弱み強み」が「あなたについて」、「警察官としてどう活かすのか?」は「警察について」として分けることができます。
「自身の弱み強み」とは性格や能力のことですから紛れもなくあなたのことです。
「警察官としてどう活かすのか?」では、活かそうと考えている性質が警察(採用すること)にとってメリットに繋がることでなければならず、「警察について(相手)」を理解しなければ、何を求められているのか分かりません。
「あなたは人から信頼されるためになにをしてきたか?警察官としてどのように行動していくつもりか?」この論題も①同様に、あなたについてが「信頼される」に至るあなたの経験、警察については「どのように行動」、つまり「その行動」が求められているかどうかを把握するためには「警察」のことを知らなければなりません。
「警察官が持つべき倫理観とは何か?あなたの経験を踏まえて、目指す警察官像について述べろ」この論題では、警察官に必要な倫理観を問われています。
ですので、警察がどのような倫理観を持っているのか(警察について)を知る必要があります。
また「経験を踏まえて目指す警察官像について述べろ」では、「あなたについて(経験)」から、将来の警察官像(「警察について」)に文章を繋げなければいけません。
この場合は、経験で得た長所から「理想(目指している)とする警察官像」に「なることができる」と文章を構成する必要があります。
そのため、「理想的(目指している)な警察官とは何か?」を考えなければなりません。
そこで、「理想的な警察官」とは「警察組織に貢献」できる人材であり、それは「採用する側」が「求める」人材でもあります。
受験者が「理想にしている警察官像」は、採用側が理想として求めている人材と一致していなければならず、自己の理想を書くことは論文試験では御法度です。
そのため、①②同様に「警察について」を理解し、相手から求められている警察官像を文章で論じなければならないのです。
論文の構成として、「警察について」を問われる場合は「採用側が求める警察(官)」を類推した上で、「あなたについて」の質問から「求められていること」に近づける、または、受験者の存在がそれに近いのだと「エピソード」を活用して表現すれば良いのです。

筆者
筆者

では、論述問題はどのようにしたら解けるようになるのでしょうか?

苦手意識が強い方は逆算方式を勧めます。
逆算とは結果(反対)から答えを導くことです。
例えば「自身の弱み強みをどう捉えているか、経験を踏まえ警察官としてどう活かすのか?」であれば、先に警察官として必要な活かされるような行動やそれに至る性格を考えます。警察官は協調性や社交性が大切です。そのため、協調性や社交性が活かされる状況を想像して文章を構築するのです。
そして、自身の長所として協調性や社交性、これらに結び付くようなエピソードを記載すれば論文試験は突破できます。
警察官の論文試験は、多くの論題が「あなたについて」から「警察について」または「警察について」から「あなたについて」を問われています。
しかし、この順序は論題の文脈上での表現でしかありません。
「自身の弱み強みをどう捉えているか、経験を踏まえ警察官としてどう活かすのか?」この論題は「あなたについて」から「警察について」を問われてますが、もしも「警察官としてどう経験を活かすのか、自身の弱み強みから論じろ」との「警察について」から「あなたについて」の論題に順序を入れ替えても、回答する内容は全く変わりません。
そこで、論文試験に重要な逆算方式では、「警察について」と「あなたについて」問われている順序に限らず、まずは「警察について」である「ゴール」を定めます。
これが、論文試験をクリアするためのコツです。
「あなたについて」である自己の経験や特性(性格や能力など)から「警察について」に文章を繋げても上手くはいきません。
例えば、「あなたは人から信頼されるためになにをしてきたか?警察官としてどのように行動していくつもりか?」の論題で、受験者が「信頼されるためにしてきたこと」を先に記載した場合、仮に「信頼されるために、相手の話をよく聞くようにしてきた」と回答を行い、その後、「警察官としてどのように行動していくつもりか?」に内容を繋げる場合は、難易度は高くなります。一方で、「警察官としてどのように行動していくつもりか?」を先に決めて、「どのように行動していくつもりか?」を「どのような行動が求められているのか?」と「警察について」を考え、仮に「警察官として、市民の意見に傾聴して、親身になること」を「求められている行動」とすることで、「意見の傾聴」「親身になること」を「ゴール」に「信頼されるためにしてきたこと」の「エピソード(あなたについて)」を「相手の話をよく聞くようにしてきた」と構築することで辻褄が合います。
なので、「信頼されるために、相手の話をよく聞くようにしてきた」から、「どのように行動していくつもりか?(どのような行動が求められているのか?)」を考えるよりも、まずは文章の「ゴール」である「警察について」(求められていること)を先に考えます
例に挙げた論題に限らず「警察官に求められている能力」や「警察は何を期待されているのか」など、「警察について」を含む論述は、採用側が求めている適正や事象から文章を構成しましょう。

相手から求められる「こと」を考えて、辻褄に合う「あなたについて」のエピソードを用意することが論文試験では重要です。
逆算方式を用いることで、組み立てた文章に矛盾が生じたり、受験者のエピソードや教訓と問われている論題に結び付かない問題を減らすことが可能です。

筆者
筆者

続いては「例外」について解説します。

警察官の論文試験には「例外」が存在します。
それは「時事・教養・社会」です。
例外的な論文試験の構図では「あなたについて」「警察について」この二つの概念の一方が消失しているケースが多いのです。
「最近のニュースから、警察官に求められている能力を述べ、どのように答えていくか?」では、「ニュース」つまり「時事」から警察官に求められている能力を記述する必要があります。
この論題では、「あなたについて」が問われず「時事・教養・社会」から「警察について」の文章を構築します。
これら、例外を含む論題も「逆算方式」は可能です。
しかし、逆算した先で問われていることが「あなたについて」ではないことから、活用できる情報が圧倒的に少なく難易度が高くなります。
つまり、警察に求められていることを先に考えたとしても、それに繋がる時事を見つけられなければ意味はありません。外的要因に内容を左右される論題では、逆算方式は知識ありきでなければ機能しないのです。

筆者
筆者

では、どのように対策すれば良いのでしょうか?

結論として、知識を蓄える以外に対策はありません。
幸いにも、警察官採用試験の過去問は公開されています。
そのため、いくらでも対策ができます。
加えて、出題される例外的な論題も過去の試験と類似していますので、市販されている過去問から予想して、時事や教養などの知識を学習しておきましょう。

警察官の論文試験は受験者の適格性を判断する上でも重要です。
そのため、適性検査と同様に「してはいけない」ことが存在しており、記載した内容によっては「即不合格」になる場合もあります。

[警察官採用試験] 一次試験が不合格の原因とは⁈教養試験が高得点でも落ちる理由を元警察官が解説‐身辺調査や適性検査の謎にも迫ります。警察官になれない人物の特徴とは。
警察官採用試験の一次試験で不合格,教養試験は点数が高いのに私だけ落ちてしまった。予備校の先生や友人のアドバイスは当てにならなかった。対策しようにも原因が不明確なのでお手上げ、そんなあなたの悩みを解決します。主に警視庁の採用試験で重要(高配点)となる分野とは教養テストではなく…

警察官採用試験の論文試験で注意しなければならない項目主に二つです。

・危険性
・目的の転換

筆者
筆者

まずは、危険性についてお伝えします。

危険性とは、警察官に適していない人物を採用してしまう「リスク」を指します。
受験者の言動や試験の答案(適性検査や論作文など)から「リスク的」であると判断されることで採用は見送られます。
論文試験において、その具体例を挙げるとすれば「思想」です。
筆者の経験から「なんでこんなことを書いてしまうのだろう」と無自覚に「とんでもない論文」を作る受験者を多く見てきたので、「危険性」に当てはまらない論文を書くことに最善の注意をしましょう。
そもそも、なぜ「思想」が感じられる論文を書いてはならないのでしょうか。
その理由は、思想が強い人物を警察は採用したくないからです。
警察組織は行政の一つであり、個々の強い思想は官僚制とは馴染みません。
現代社会では、国民一人一人の主義主張は憲法により保護されており、むしろ、個々のイデオロギーを抑制することで全体主義を促進し、ファシズムを容認する構造に社会が変革します。
そのため、思想を持つことが悪であるとの考え方には賛同できません。
しかし、警察組織は能率性を確保するため官僚主義を進め、個々を抑圧する仕組みを構築しています。

筆者
筆者

警察組織には「強い思想を持った人」はいらない。

それでは、どのような「内容」が「思想的」だと評価されてしまうのでしょうか。
それは「左や右に傾倒した意見」です。
筆者が受験者を見てきた具体例として以下が挙げれます。

「日本国民のために」
「日本人を守るために」
「日本の伝統と誇りを」

筆者
筆者

これらの内容を記載した場合に警察の人事は何を思うでしょうか。

まず「警察の仕事を理解していないな」と評価されます。
警察官とは行政の職員です。
そのため、警察官に求められていることは立法的な作用ではなく、機械的な職務の遂行が求められています。
個々の警察官が思想を持ち、法律や社会現象に対して懐疑的または善悪を思考することは正常な行政機能の麻痺につながります。
法はときに理不尽です。
法律は正義ではありません。
そして、法律を守らせる警察官も正義ではありません。
警察官だからこそ、不条理な仕組みに従わなくてはならないこともあります。
法律とは多数の幸福を維持するために、社会と呼ばれる共同体を作り、その過程で設けた仕組みに過ぎないのです。
警察官は国家の代理執行者であり、個々のイデオロギーは排斥する必要があります。
なので、論文試験で「思想が強い」と判断されることで、採用側は受験者が「仕事に対する理解が足りていない」「警察官の仕事をきちんと熟してくれるのか」等の懸念を持たれてしまします。

筆者
筆者

実際には、警察内部の雰囲気は「右寄り」です。

しかし、採用試験では「中立」の立場を演じることを勧めます。
もちろん、採用試験で「左寄り」の言動や内容は「右寄り」以上に「絶対にNG」です。

筆者
筆者

意図してない質問から「思想」が出ることもあります。

隠された質問から採用側が受験者の思想を探るトラップ」も存在します。
一見して思想と関係ないような論題でも注意が必要です。
例えば新型コロナウイルスについて。
政府による自粛要請についてどう考えてますか?
まさしくこれがトラップ質問です。
「政府は強制力を伴う処置を実施すべき」などと回答した場合には、立憲主義を蔑ろにして法治主義を支持する思想である(反憲法的思想)と評価されてしまうかもしれません。
無自覚で「言ってはいけない」「書いてはいけない」ことを「やる」と、警察官の試験では不合格になります。
そして、社会や政治に関する知識が乏しいと「なにがダメなのか」すらも理解ができません。
論文試験では「危険性」に当てはまるような「表現」を無自覚に記載してしまう可能性が高く、そのため、論文試験の対策では第三者から添削を受けることや最低限の知識を身に付けることを勧めます。

筆者
筆者

経験(エピソード)に潜む「危険性」にも注意が必要です。

論文を作成する上で注意しなければならないことは「思想」だけではありません。
それは「経験」に潜む「危険性」です。

「幼い頃にいじめられていたので…」
「昔はヤンチャで…」
「過去の経験から非行少年の気持ちが理解…」
「過去に友人が犯罪を犯してしまい…」

などが「危険性」が感じられる受験者の経験に伴う内容です。
採用側は「あなた」の経験そのものには興味がありません。
志望動機から「警察官になりたい気持ちの大きさ」を採点しているだけなのです。
気持ちが大きい受験者を採用することで「よく働いて」くれますから。
しかし、警察官として雇用するにあたり「リスクがある」と評価されると採用はされません。
具体的に「リスク」と捉えられてしまう事柄とは、因果関係から危険性が類推されてしまうことを指します。
具体例を挙げると「昔はヤンチャで…」などは「過去に問題があったこと」を露見しているようなものです。それは、現在は更生しているとしても周辺の人間関係や家庭環境に不信感を抱く材料になるのです。
さらに、「過去に友人が犯罪を犯してしまい…」などのエピソードも、上記と同様に採用側から「リスク」を懸念されます。
論文試験の注意点として、「過去に友人が犯罪を犯してしまい…」に類似した表現や文言、経験などは多くの受験者が「危険性」に該当するとも知らずに使用しています。
ほかにも、「友人が自殺してしまった」「友人が学校を辞めてしまった」「親友が非行になり」などが同様のケースとして当てはまります。
自己のことに限らず、他者のエピソードを起用することで「受験者本人」の「見られ方」にも影響が及ぶということを覚えておきましょう。
過去の教訓や反省から志望動機につなげる、その過程で大きなエピソードを用いる手法は論文試験では定番かつ簡単である一方で「リスク」と判断される可能性も高いのです。
これらの「エピソード」を活用する場合には、事実として「過去に友人が犯罪を犯す」との経験を「過去にクラスメイトが犯罪を犯す」に改編を行い、受験者本人と引き合いに出す人物との関係性が深いものではないと「やわらかい表現」に変えましょう。

筆者
筆者

受験者本人の嗜好に潜む「危険性」にも注意が必要です。

受験者本人に関する嗜好や性質から警察官としての適格性が疑われてしまうことがあります。
具体的には「オタクっぽい」などです。
今回は一例として「アニメオタク」で説明します。
現在でも「アニメ(好き)オタク」=「現実逃避者」や「変わり者」の認識が完璧には払拭されていません。
そのため「普通の趣味(運動や読書)」と「アニメオタク」の人物では、他の条件が全く同じ場合にはどちらを採用したいでしょうか。
やはり「リスク」が少ない「普通(運動・読者)」が選ばれます。
これは実際に「あなた」が「どのような人物なのか?」は考慮されません。
少しでも「リスク」を含む人物を採用の効率化と危険性の排除のために不採用にしているのです。
嗜好や性質に限らず「メンタル的」な要素も「適格性」を判断する上では見られます。

「警察官になる上での自信と不安」
「強みと弱みをどう捉えているか?」
「失敗した経験から学んだこと」

これらは共通して、負の事象(ネガティブ)が問われています。
「不安」「弱み」「失敗」これらが負の事象です。
もしも「不安を感じられる」(ネガティブ)論文を書いた場合、採用側はどう受験者を採点しますか?
負の事象を抱えている受験者を採用すると思いますか。
私なら採用しません。
しかし、論題のテーマのなかには「負の事象」から論文を作成(上記の例題のような論題)する場合もあります。
このような論題では、「負の事象」である「ネガティブなこと」は、改善可能な事象かつ改善済みのことに限定しなければなりません。
さらに、「ネガティブ」のことが「大きなエピソード」に付随すると「エピソードに潜む危険性(本記事上記の項目で解説)」に該当するため、「不安」「弱み」「失敗」などの負の事象は「小さなこと」を意識しましょう。

筆者
筆者

最後に「目的の転換」について解説します。

目的の転換とは、警察官になることが手段であり、その他に目的が存在する状態です。
もちろん、「人々の生活を守りたい」という目的のために、手段として「警察官になる」ような状況は、多くの受験者が抱いている気持ちであり「問題」ではありません。
今回は「その目的」が「不純なこと」や「採用側が求めていない」ことである場合です。
具体例を挙げるのであれば「サバゲーが趣味」などです。
まず「サバゲー」とは「偽物の鉄砲」で撃ち合う競技です。
受験者の趣味がサバゲーであると露見した際に、採用側は「この受験者は銃が好きなんだ」と少なからず捉えてしまいます。
そこで、採用側は、この受験者は「警察官になることが目的」ではなく「拳銃を扱うことが本当の目的なのかな?」と誤解を与えてしまうのです。
もしも、「警察官になること」と「サバゲーが好き(拳銃が好き)」に関係性がなく、人々の安全と安心のために警察官になりたいと考えていても、「実際」の気持ちよりも「相手が感じること」が採点では優先されます。なぜなら、採用側は一人一人心のうちまでは分からないからです。
そのため、論文試験で「警察官」になることで「別の目的」があるのだと思われないような内容を心がけましょう。

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